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2008年02月07日
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●メジロの話 ・・ つづき

息子が作った雪だるま。

後ろにある屏風みたいなのが、未完成のかまくらです。

 

 

このあとメジロをどうするか。。
その夜、家族会議(?)が開かれました。

とてもきれいなうぐいす色でかわいい小鳥なので、このまま飼おうよ。。。と、言い始めたのです。

飼うか、飼わないか。

絶対面倒見るからさ~。。
ダメダメ、どうせお母さんの係りになるの、目に見えてるわ!

とりあえず、カゴで何日か様子見ようよ。
情が移って余計に放せなくなるよ!!

まだ決めてもいないのに、ネットでカゴ探し始めてるし。。

 

 

飼うことに賛成な人 ・・・ 主人、娘、息子

反対な人 ・・・ 私

 

もちろん私だって手放したくありません。
でも、自由に空を飛びまわっていたこのコを、かごの中に閉じ込めるなんて。。
かわいいから、かわいそうでできない。

お風呂で息子と話しました。

あの小鳥さ~、おうちあるのかね?
おかあさんとか、心配してるかも・・

もし自分があの鳥だったら、カゴで飼われたい?
おうちに帰りたい?

帰りたいよ。。

そうだよね~。

 

明日元気だったら、逃がしてあげよう。

 

 

翌朝、おそるおそる見てみると・・

かわいい目がパッチリ開いて、とても元気そうでした!
それどころか、箱の中で暴れまくっています。

箱が狭くて翼を痛めないかしら?
外が見えないから不安なのかも?

何かいいカゴないかな~
そうだ洗濯ものを入れるカゴ。
あれなら隙間があるし、大きさもちょうどいい。

 

子どもたちが学校から帰ってきたら一緒に放そう。
それまでどうにか、おとなしくしていてね。

 

でもね、残念なことにうまくいきませんでした。

洗濯かごに移そうと、ダンボールの箱のセロテープをはがし始めたとたん、
ほんのちょっとの隙間から部屋の中へ飛び出してしまったんです!

 

昨日はぜんぜん飛び出せなかったような、小さな隙間からです。
それに昨日は逃げてもすぐ下に落ちてきて捕まえられたのに、
今はもう私のとどかない高いところへ行ったまま、降りてきません。

 

 

 

 

どうしよう。。捕まえられそうもない。

仕方ないけど窓を開けて、このまま外へ逃がそう。
でも、きっとみんながっかりするだろうなぁ~

 

 

 

部屋中の窓を開けました。

でも、場所がわからないのか、なかなか出て行きません。

 

それまであまり鳴かなかったのに、急に大きな声でさえずり始めました。
耳をすますと、外からも聞こえてきます。

なんだかお互いを呼んでいるみたい。

 

まさか。。。と思っていたら・・

 

 

 

 

もう一匹部屋の中へ入ってきたんで~す!

 

うそみたいなホントの話です。

 

親なのか、つがいなのか。。。わからないけど、助けたい一心で入ってきたのです。

 

ぎゃ~、どしたらいいの!!!
(一人でパニクってる姿、目に浮かぶでしょ~)

 

とにかく、ビデオに撮ろう!
2階にカメラを取りに行きました。

戻ってみると、入ってきたメジロはいなくなっていて、
昨日からいるコだけ、冷蔵庫の上にとまっていました。

写真の右側がキッチンなのですが、少し壁があるので逢えなかったようです。

 

でも、まだ外で呼んでいます。

今だよ、さあ、帰りなさい。。

 

お互い呼び合って、その声を頼りに窓の方へ。
窓際の観葉植物にとまり。。。そして、大空へ帰って行きました。

 

2羽のメジロが仲良く飛んでゆく姿。

あ~、これで良かったんだぁ~。。。めでたしめでたし。

 

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コメント

すごく感動的ですね~*
お迎えにきてくれたんですね。
元気になってほんとよかったです♪
その後、子供さんたちはどうでしたか?
お家に戻るのが一番ですね。
雪だるまさん、とてもかわいいですね。
お目目がまつぼっくりなのがmiyukiさんらしくて素敵です♪

冷蔵庫?の上からちらと顔をのぞかせているメジロさん。すっかり元気になって可愛らしいですね。展開はまさに予想外でした。大切な家族?を助けるために必死で飛び込んでくる姿に心打たれます。帰ってしまったのはさびしいですが、こういう出会いと別れは悪くないと思いました。

To きらりさん

こんな感動的な場面、なかなか見れませんよね。小さな鳥にも深ーい絆があるんですね。
子どもたちもはじめはがっかりしていましたが、わかってくれました。

雪だるま、ちょうどいい小石が見つからなかったので松ぼっくりにしてみました。。。

To いずさん

あの時はこのまま死んでしまうのではと思いましたが、信じられないくらい元気になって、本当に良かったですね。

私は親子ではなく、つがいのような気がします。一部始終を見ていた旦那さんは、奥さんのことを心配してずっと待っていたのでしょう。
お互いを呼び合う声は、とても美しかったです。

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