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2006年11月29日
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●発表会のリハーサル

今日は娘(小5)のピアノの発表会のリハーサルがありました。
前にもお話しましたが、今回はじめて私と連弾をやることになっています。

といっても、私は幼稚園のころ通っていた、ヤマハ音楽教室の発表会しか経験がなく
ピアノの発表会と呼べるようなものは、初めてなのです。

出かける前にはリハーサルなんだし、な~に大丈夫よ。。とか言ってたくせに、
いざ会場に入るとやっぱり緊張します。

まず最初に生徒さん15人ほどのソロがあり、5分ほど休憩があって連弾。
今回親子の連弾は、私達を含めて2組だけ。
その他の生徒さんは、先生と弾くことになります。

去年はもっとたくさんのお母さんが弾いていたので、じゃあ今年は私も。。と、やることにしたのにぃ~
なんだよ。。かなりプレッシャー。

ソロが一人ずつ終わり、最後から2番目の娘の番が近づきます。
なんだか私もドキドキしてきた。

ふと、連弾の曲が気になって・・
え~と、最初の出だしはどんなだっけ?

ん~。。あれ?

どんなリズム?

うわ~まずい!!。。思い出せなくなってる。

 

そうこうしている間に娘のソロも無事終わり。。。かなり調子良かったじゃない。


休憩中、先生にお願いしてピアノの前に座らせてもらった。
はじめて触れるピアノを弾くのって、とっても難しい。

鍵盤やペダルの重さに、慣れていないからね。
私みたいなピアノ初心者だって、そのくらいは感じるものです。

しかも、大きなグランドピアノ。
娘との連弾は、母親になった時からの憧れだったけど。。やっぱり緊張する。

でも、ちょっとピアノに触れたら少し落ち着いた。
ふ~ やれやれ、これは体に悪いな~。


連弾が始まり、更にドキドキ度アップ。
次? って娘に聞いたら、うん。。とうなずいた。

あ~、ここまできたら、もうやるしかない!
心臓バクバクいわせながら弾きましたよ~。

いっぱい間違えたし、
自分のことで精一杯で、2人で合わせることなんか考えられなかった。

また明日から本番の12/17日まで、練習はつづく。。

今日は疲れたので、早く寝ることにしよう。
リハーサルでこんなに緊張してて、いったいどうするんだろね~。

緊張を楽しめるくらい余裕のある演奏が、できたらいいなぁ。

 

2006年11月20日
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●コーヒーとチョコレート

コーヒーとチョコレートのギフトセット

やっとのことで、新しいギフトセットをアップしました。
ぜひ一度、ご覧くださいね。
http://www.inoha.jp/gift_set.html

2006年11月18日
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●接着剤について

接着剤と言えば、パッと頭に浮かぶのが「木工用ボンド」「ボンド」「アロンアルファ」などでしょうか。
img_534832_5943750_0
では、アンティークの場合の接着剤とはどんなものが良いのでしょうか。
答えと言うより、僕の主観で言えばやはり 「膠(にかわ)」ではないでしょうか。
用語集の中に詳しく書いてありますが、「膠(にかわ)」の良い所は剥がす事を前提と出来る接着剤なのです。

剥がす事が前提と言っても、接着強度はそれの「破壊強度」に近いという実験結果も出ています。
(どこかのHPで、実験していましたが、どこだったかなぁ?)
上の写真のボンドたちは、強度はGoodですが剥がす事など考えて作っちゃいません!当り前だし、そうじゃなきゃ強度が出るわけ無いし。 (でも、それぞれ剥がしやすい方法はあるでしょう。)
膠の弱点と言えば、手軽にすぐ使えない!(使い方は後で説明します。)
しかも、木工専用である。←当り前!(笑)

まぁ、アンティークの修理を当時のままに! って言っているので「膠」を推奨します。^^
また、ヴァイオリンなどは膠で接着、シェラックで塗装されているようです。(高級なものは・・。)
そして ヴァイオリンの名器ストラディ・ヴァリウスは、膠とシェラックが使われていたそうです。(それしか無かったのでしょうけど・・。)

使い方                               

粒膠を使います。これは、DIY(ドイト)で294円で売っています。
img_534832_5943750_1

この膠を水に溶かして使います。膠は80℃から90℃前後で溶けますので、トロっとする程度に溶かすのがコツ!小さなポリ容器や缶に「膠」 と「浸る程度の水」を入れ、それより大きめの容器に水を張って温めます。直接火にかけない方が良いと思います。
膠は温度が下がればどんどん固まっていきますので、温度を一定に保った方が作業もスムーズに行くでしょう。
僕の場合はこんな↓感じで溶かします。完全硬化までは、24時間以上は必要でしょう。

img_534832_5943750_2

また、接着は出来るだけ「圧着」したほうが強度は上がります。

img_528067_5496394_71

ちょっと可哀想な話!                     

アンティーク家具を購入してよく遭遇するのが、「適当接着!!」
木工用ボンドは、初期接着力が弱い為「圧着」が前提だと思います。だから、破損個所を素早く直そうと思ったら、 その用途でないボンドを使う事になるのでしょう!!
つまり、ボンドG17(黄色いボンド)で補修している事が多々あります。
こんなの↓
img_534832_5943750_3

その時はついた様に見えても、それほどの時間がかからず剥がれてしまいます。これ木工用ではないし、 剥がれた所が黄色くて非常に汚いく見えます。
うるさく言うつもりは無いのですが、なんか家具が可哀想で・・・。
適当に扱われているって感じします。 売れればいいやって感じします・・・。

膠で接着すると「木は呼吸できる」 んだって! それにシェラックもそう!
そんなモノなるべく使って、直していきたいですね。^0^
剥がしたり、落としたり 出来るって事は「失敗」出来るってことだし。(笑)
厚木のGALLUP(http://www.thegallup.com)に行って、 アンティーク用のペイント材などを買いに行ってみようと思っています。






 

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●接着剤について

接着剤と言えば、パッと頭に浮かぶのが「木工用ボンド」「ボンド」「アロンアルファ」などでしょうか。
img_534832_5943750_0
では、アンティークの場合の接着剤とはどんなものが良いのでしょうか。
答えと言うより、僕の主観で言えばやはり 「膠(にかわ)」ではないでしょうか。
用語集の中に詳しく書いてありますが、「膠(にかわ)」の良い所は剥がす事を前提と出来る接着剤なのです。
http://blogs.yahoo.co.jp/inoha_jp/5532111.html
剥がす事が前提と言っても、接着強度はそれの「破壊強度」に近いという実験結果も出ています。
(どこかのHPで、実験していましたが、どこだったかなぁ?)
上の写真のボンドたちは、強度はGoodですが剥がす事など考えて作っちゃいません!当り前だし、そうじゃなきゃ強度が出るわけ無いし。 (でも、それぞれ剥がしやすい方法はあるでしょう。)
膠の弱点と言えば、手軽にすぐ使えない!(使い方は後で説明します。)
しかも、木工専用である。←当り前!(笑)

まぁ、アンティークの修理を当時のままに! って言っているので「膠」を推奨します。^^
また、ヴァイオリンなどは膠で接着、シェラックで塗装されているようです。(高級なものは・・。)
そして ヴァイオリンの名器ストラディ・ヴァリウスは、膠とシェラックが使われていたそうです。(それしか無かったのでしょうけど・・。)

使い方                               

粒膠を使います。これは、DIY(ドイト)で294円で売っています。
img_534832_5943750_1

この膠を水に溶かして使います。膠は80℃から90℃前後で溶けますので、トロっとする程度に溶かすのがコツ!小さなポリ容器や缶に「膠」 と「浸る程度の水」を入れ、それより大きめの容器に水を張って温めます。直接火にかけない方が良いと思います。
膠は温度が下がればどんどん固まっていきますので、温度を一定に保った方が作業もスムーズに行くでしょう。
僕の場合はこんな↓感じで溶かします。完全硬化までは、24時間以上は必要でしょう。

img_534832_5943750_2

また、接着は出来るだけ「圧着」したほうが強度は上がります。

img_528067_5496394_71

ちょっと可哀想な話!                     

アンティーク家具を購入してよく遭遇するのが、「適当接着!!」
木工用ボンドは、初期接着力が弱い為「圧着」が前提だと思います。だから、破損個所を素早く直そうと思ったら、 その用途でないボンドを使う事になるのでしょう!!
つまり、ボンドG17(黄色いボンド)で補修している事が多々あります。
こんなの↓
img_534832_5943750_3

その時はついた様に見えても、それほどの時間がかからず剥がれてしまいます。これ木工用ではないし、 剥がれた所が黄色くて非常に汚いく見えます。
うるさく言うつもりは無いのですが、なんか家具が可哀想で・・・。
適当に扱われているって感じします。 売れればいいやって感じします・・・。

膠で接着すると「木は呼吸できる」 んだって! それにシェラックもそう!
そんなモノなるべく使って、直していきたいですね。^0^
剥がしたり、落としたり 出来るって事は「失敗」出来るってことだし。(笑)
厚木のGALLUP(http://www.thegallup.com)に行って、 アンティーク用のペイント材などを買いに行ってみようと思っています。






 

2006年11月09日
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●カフェタッセチョコレートとコーヒー

カフェタッセ チョコレート

今年のクリスマス&お歳暮用ギフトとして、チョコレートの入ったギフトを考えています。

このカフェタッセチョコレートは、コーヒーと一緒に楽しむチョコレート。。というコンセプトで作られた、 まさにコーヒーのためのチョコレートなのです。

たしかに、おいし~!!
チョコレートの程よい苦味と甘さが、コーヒーのおいしさを引き立ててくれます。

最近、その商品撮影とページ作りをがんばっているのですが。。難しいんだな、これが。。。
そのくらいサクサクっと作れるようになりたいなぁ。

2006年11月08日
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●変わったクッション材

ド素人ですが、今 英国製の椅子を直しています。 
布がボロボロなので、座面の張替えを考えています。
開けてびっくり、「稲藁、ぺんぺん草、椰子、馬毛など天然の繊維系の材料」が使われているようです。
出来れば「当時のままに!」が目標なので このクッション材を再利用したいのですが、
異常にボロボロなので、やっぱりウレタンフォームにしようと考えています。
もったいないけど、ちょっと使えそうにありません。

これが↓破棄予定の当時のクッション材です。 (多分 70年~80年前のもの)
img_534832_5900950_0
座面をはじめて分解して これが出てきたときは正直 「引き」 ました。(笑)
なんかバッチそうで・・・。
でも、昔々にウレタンフォームが有るわけも無く、自然のものでクッションを作るのは 当り前っちゃぁ 当り前ですね!^^
こんな風に、枠だけの座面に対して 下から座枠⇒力布⇒麻布⇒椰子⇒布(写真では一番下)⇒椅子の生地となっています。
img_534832_5900950_1

ちなみに、上の写真の一番下の布はクッション材(椰子)の上に張ってありました。
この椰子(やし)のクッション材がボロボロで、細かいゴミが出るので下に敷いています。

 
2006年11月04日
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●塗装の剥離について

現時点での考えと、その方法についてお話します。ただし、アンティーク家具や古時計に限定したお話です。
また、あくまで「ド素人」の考えであって、プロの方に見られたら笑われるかもしれません。(笑)

アンティークと思しき家具の塗装は、修理すると言っても、基本的には剥離しない方向のほうが良いと思っています。
傷やスレ それ自体が「時代を生き抜いてきた証」であるからです。

ただやむを得ず剥がす場合もあります。
塗装がヒビ割れて、ワックスを塗ったくらいではごまかせない場合やある、一部だけが異常に剥げている場合などです。
ではこの塗装の剥離ってどうやるのでしょうか?

ヤスリ掛け                        

ヤスリなどで擦って塗装を剥がしても良いと思います。ただ、無垢材などはいいのですが、テーブルなどですと
ちょっと厄介です。 ← ってまだ、テーブルの修理はしていません!

こんなテーブルが待っています。↓
img_534832_5880896_0

上のようなテーブルの場合、天板が無垢の場合と「突き板」の場合があり、突き板の場合削りすぎで最悪下地が出てしまう場合があります。
(突き板とは、厚さ1mm以下になるまで薄くスライスした単板のことで、見た目重視にするためここに高級銘木を用いるのです。 まぁ 無垢だと反りの問題もありそうですね!)

ですから、気を付けて下さいね!見分けは、叩いた時の音や端の継ぎ目が目印になります。
塗装の「のり」を良くするためにも、600番程度のヤスリでサイディングする事は必要ですよ。

溶剤での剥離                      

アンティークの場合、シェラックを使っている事が多いので、その溶剤であるアルコールで剥離することができます。ただ、 ある程度の時間アルコールに浸しておかなくてはいけないので、テーブルの天板をアルコールで! なんて現実的にもお金的にも無理!!!  ←だからヤスリがけ?!(怖)
シェラックかどうかの見分けは、塗装面をアルコールで拭いてみて色落ちしたらシェラックと思って良いそうです。
ってなんかで読みました。(笑)

で! 小さな部品をアルコールで剥離してみたのが
これ! ↓
img_534832_5880896_1

ちなみに剥離前が これ↓
img_534832_5880896_2

ジッパー付のビニールにアルコールを入れると良いかも。
img_534832_5880896_3

じゃぁ デカイのどうすんのっ!!
自然のものが良いなんていっておきながら、
こんなの ↓
img_534832_5880896_4

アサヒペンの「強力 塗料はがし液」がおすすめです。 一応 「地球にやさしい」なんて書いてありまして、しかも「生分解性」 なのだそうです。

実際使ってみました。
率直な感想は、「すごい 効き目!!」 臭いこそ多少ありますが、古時計 一式剥離しました。
当然 シェラックニスでしたし、心配した接着面への影響もありませんでした。(接合部は、膠(にかわ)で接着されています。)
ドロドロって感じではがれていきます。

今の所これが失敗もないのではないでしょうか!
img_528668_5849774_2

これが剥離した、古時計!! 実際剥離している時はかなりビビリましたよ!(笑)
元に戻る保証なんてどこにもないし、誰にも聞けないし!!
しかも、「剥離剤」なんて使って接合部がはがれたらどうしよう!! って思いながら、しょうがねぇな って言い聞かせていました。(笑)

この時計の完成は、あと少し!!
文字盤の下にあるレリーフの塗装が上手く行かない!! シェラックは細かい細工のものは、難しい!!
今まで、4回塗装をやり直した。(涙)

今回はまた、アルコールで剥離して「オイルフィニッシュ」して、うっすらシェラックしてみようと思っています!





2006年11月02日
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●ホットなココロ

寒くなってきましたね。

ホットコーヒーが恋しい季節になりました・・っと、久しぶりにご注文くださるお客様が、
少しずつ増えています。

おいしいコーヒー・・イの葉って、思い出してくれたと思うだけで、
私のこころはホットになります。