●こんなものが空から。。
先日、関東にも久しぶりに雪が積もりました。
その夕方のお話です。
４時過ぎ。
朝からかまくら作りた～い！と騒ぐ息子と一緒に、外に出ました。
これじゃ、かまくらは無理よね・・と思いつつ
私は大きな雪かき用スコップで雪かき、息子はかまくら作りを始めました。
私がかいた雪でかまくらを作っていた息子。
しばらくして。。
ねえねえ、おかあさ～ん。
かまくらの屋根ってどうするんだろうね。。
えっ？ 。。
あ゛～、ごめ～ん、もっと早く教えてあげればよかったね。
かまくらは、大きな山を作ってから中を掘るんだよ、トンネルみたいにさぁ～。
ふ～ん、そうなんだ。
息子は雪を少しずつ積んで、粘土でつくるように壁を作っていたのです。
しかも厚さは５センチほど。
仕方ない、テレビでしか見たことないもんね。
。。。。しーん 。。
そうそう、もう雪びしょびしょだしさ～、簡単に雪だるまにしない？
暗くなってきたし、おかあさんも手伝うよ！
うん、そうだね。
で、半みぞれ状態になった雪で、どうにか雪だるまができました。
最後に目をつけなきゃ。。と探しに行って戻ってみるとね・・
え～～ うそでしょ～！！
雪だるまの横に鳥が落ちていました。
仰向けになって、目は閉じていて、震えています。
しかも近くの電信柱の上では、カラスがカーカー鳴いて狙っています。
え～どうしよう。死んじゃうのかな～？
私がピピっと鳥の声を真似たら、気を取り戻したように起き上がって
じっとしたまま目を開けました。
このままでは、死んじゃうよ！！
カラスのエサになっちゃう。。
主人が両手でそっと捕まえたら、何の抵抗もなく手のひらに・・
小さなダンボールに新聞紙を割いて入れ、水とパン、金柑があったので
一緒に入れました。
ネットで調べたら、どうやらメジロのようです。
しかも、まだ子ども。
怪我はしていないようで、しばらくするとダンボールの中でバタバタ暴れだしました。
でも、とにかく今夜はこの中で休ませよう。
暗いところにおくと、静かになりました。
死んじゃったのかな～と何度も見に行きましたが、幸いにもとっても元気そうで
安心して目を閉じて眠っていました。
つづく 。。。
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